お久しぶりです!名南経営の自由人中野です!
ブログのローテのペースまで自由人になりました・・・。

先月5月7日に子供が生まれました。
名前を鵬心と名付けました。莊子逍遥編に出てくる、「鯤」という大魚が大空に飛び立ち、「鵬」という鳥になる。
鵬は比べるべくもない、大きな姿で、空高くを悠々と飛ぶ、そんな心」を持ってほしいなと。
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 生まれて1ヶ月、妻は里帰りしているのですが、隔週の週末育児というものを僅かながら経験して思いました。夫婦だけで子育てをすることはとても大変だと。

 乳児は昼夜逆転している上に、睡眠サイクルが非常に短いですよね。お乳、おむつ、不調、不快、色んな原因で泣きやまない時も多々ありますし、そもそも「眠るか泣く」以外に起きているので、目が離せないという時間もあります。特に初産であれば、対処方法も予期できないし、非常に母親に負担がかかるんだなと大いに実感しました。

 我々社会保険労務士は産前産後休業や育児休業の手続もしますし、育児規程をつくり、制度について相談を受けることもあります。また、「子育てと仕事の両立が難しくて退職される従業員」の話や、逆に「小規模な企業で育児休業を取らせてあげたいけれど、代替要員を一年だけ確保することが難しい」なんて悩みに接することもあります。

 制度や対応策について、相談に応じる時に表面的な概要の話に終始したり、突飛なアイデアを伝えるよりも、例えば、「生後1~2ヶ月は最も乳児の生活が不規則で、昼夜関係なしに間断なく何かしら手がかかりますよね。お母さんの生活リズムも乱れて、負担が大きいので、ここを手厚くフォローする方が、単に漠然と制度を用意するよりも、良いかも知れませんね。男性従業員の育児休業を考えるならば、このタイミングでミルクとかおむつ換えを一部でも協力できたら、子育ての最初の困難を分かち合えて、従業員にとって仕事と育児の両立が幸せなものになりませんかね」とか、実態に即し共感できる応対ができるといいですよね。

 こういう知識や経験は皆大いに不足していて、実態に乖離がある制度やアイデアに当てはめる努力をしても、むしろ誰も幸せにならないんじゃないのかなと考えたりします父として子育てに実際に向き合い、学ぶことはとても多いはず。まだまだ初心者、公言しているとおり育児休業も取るつもりです。できる限り自分自身で学び、何が必要で仕事とどう向き合えるのか、その時の心境、苦労、喜び、色んな物を積み上げて、自分の業務に活かしていきたいなと思っていますよ

多くの中小企業が悩むことを、実現や持続可能なシンプルな形で、そんな従業員の子育てが提案ができるよう、色々模索していきます

名南経営は色んな考え方を持つ、色んな人がいて、そんなに縛られない感じです!